それでは、順をおって絹貼りの様子を説明します。
1. 生地完となった胴体、主翼、動翼はドープを2回塗り、360番のサンドペーパーで水とぎをします。これを2~3回繰り返します。

2. 絹は低温でスチームアイロンをかけ、折しわを無くします。

3. 絹を切るために裁縫用のはさみは必需品です。

4. ドープ、ドープサイザー、刷毛、霧吹き、薄め液を用意します。

5. 絹を大きめに切っておきます。

6. まずは小物で練習を、水平尾翼ですが一枚で貼ります。絹を置いて霧吹きで水をかけます。

7. 指でシワをのばしてあげます。

8. シンナーで倍に薄めたドープで絹をとめますが、最初に赤い線の部分だけ貼って少し乾いたところで前後、左右に伸ばしながらドープを塗ります。

9. 乾いたら、前側の余った絹をはさみで切り取ります。この部分にはドープを塗らないようにしておきます。切ったら霧吹きを吹いて前縁になじませ、ドープでとめます。

10. 裏面も同じように張ると、このように出来上がります。水平尾翼とエルロンは一枚で貼りました。

11. 複雑な部品は2枚の絹で貼ります。

12. 胴体は前後2枚の絹で貼ります。まずは絹を置いて霧吹きです。

13. 指でシワを伸ばして無くします。

14. 赤い線の部分からドープで貼り始め、下へと行き、底面で重ねています。

15. 胴体の前側も一枚で貼りますが、主翼の付け根は折り込むために残します。側面が終わったら霧吹きをして胴体内側に貼ります。



16. 主翼は4枚に分けて、下面から貼ります。




慣れれば簡単に進みますが、暖かい屋外での作業が一番です。今回は部屋の窓を開けて換気しながらファンヒーターで暖まったり、ドープの乾燥に使いました。はさみは絹張りのために購入しましたが素晴らしい切れ味です。絹張りのコツはたっぷりと霧吹きしてシワを伸ばしながら貼ることです。これで絹張りのレポートは終わります。目止めや塗装は後で簡単に紹介します。